どうも、エヌです。仕事中にハンターハンターのことを考えていたら「資産形成って念能力で完全に説明できるのでは?」というしょうもないことを思いついたので記事にしてみました。
正直、念(マネーリテラシー)を知らないまま社会に出るのは、無防備で天空闘技場の200階に行くようなものです。
ハンターハンター好きな方は、この当てはめが合っているかぜひ確認してみてください。
念能力の四大行
念能力とは、漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する、体からあふれ出る生命エネルギー「オーラ」を自在に操る特殊な能力のことです。基礎技術として「纏(てん)」「絶(ぜつ)」「練(れん)」「発(はつ)」があります。(google調べ)
念の4大基礎技術
- 纏(てん):体から漏れ出るオーラを体に引き止め、覆う技術。
- 絶(ぜつ):オーラを完全に断ち、気配を消す技術。
- 練(れん):体内からより多くのオーラを分泌し、高める技術。
- 発(はつ):オーラを操る基礎技術「四大行」の集大成。発を行う際、個人の資質によって「強化系・変化系・放出系・具現化系・操作系・特質系」の6つの系統に分類される。さらに発を磨くことで自分自身の個人的な固有能力が発現する。自然に発現することもあれば自分で設計して能力を作ることもできる。一言でいうと必殺技。
四大行を資産形成に当てはめる
これを資産形成に当てはめてみましょう。
纏…これはお金の流れを自分に引き留めるので貯金です。
絶…お金の支出を断つので節約ととらえます。
練…オーラを練り上げて増幅させる工程です。手元に留めたお金(纏)を、時間をかけて練り上げ、複利の力で増幅させる工程ということで投資とします。
発…人によって違う固有の能力であること。自分で設計して作ることができることを広い意味でとらえると、本業、副業に関わらず稼ぐ力、仕組みであるととらえることができます。
つまり、貯めて、締めて、増やして、稼ぐ。資産形成の基本がそのまま四大行です。
原作の主な応用技の一覧
念能力には基本の四大行の他に様々な応用技があります。
- 凝(ギョウ):纏と練の応用。体の特定の部分にオーラを集中させる技術(主に目などに集めて隠れたオーラを見抜く)。
- 隠(イン):絶の応用。発で作ったオーラや効果を視覚的に見えなくする(隠す)技術。
- 円(エン):纏と練の応用。広げたオーラを自分の周りに大きく広げ、中に入るものを感知する技術。
- 硬(コウ):体中のオーラをすべて一箇所に集めて高める最強の攻撃・防御の応用技。5つの基本技術「纏」「練」「絶」「発」「凝」をすべて組み合わせて使う。
- 堅(ケン):纏と練の応用。全身のオーラを高めて防御力を上げる技術。
- 流(リュウ):纏と練の応用。体の各部位へオーラの量を自在に配分・移動させる技術。
- 周(シュウ):纏の応用。体以外(武器や衣服など)にオーラを纏わせる技術。
応用技を資産形成に当てはめた場合
念能力の応用技を資産形成に当てはめると以下のようになります。
凝:マネーリテラシー
目にオーラを集中させて隠してあるものや情報の真偽を見抜く技術。契約書には後述する「隠」が使われていることが多く、世の中には怪しい商材や情報があふれています。**凝を怠るものから死んでいくのが資産形成の世界です。**見抜いたら「恐ろしく小さい手数料表記。オレでなきゃ見逃しちゃうね」とドヤりましょう。
隠:資産や情報を隠す
オーラを隠す技術。自分が使う隠は護身術です。「投資をしていることは人に言うな」が資産形成の基本。投資の話をむやみにするとタカられたり妬まれたりするので、隠で気配を消しましょう。一方、悪い奴は契約書やウェブサイトにも隠を使ってきます。小さな注釈や不利な条項を隠して、うまい話を持ってくる。搾り取られたり怪しい商材を掴まされないよう、凝で見抜いてください。
円:情報感度を高める技術
情報網を広げる技術。リアルでもSNSでも円を広げると資産形成に有益な情報が手に入るが、円は良い情報も悪い情報も等しく拾ってくる。フォローやメール登録で情報を抜かれたり業者のDMが届いたり、AIのレコメンドに踊らされたりするリスクもある。だから凝を会得してから使うのが必須。凝で選別できるようになれば、節税など誰も教えてくれない中級者の打ち手に辿り着けます。
硬:選択と集中
持てるリソースをすべて一点に集める、最強の攻めの技術。資産形成でいえば、若いうちの自己投資(資格・スキル・転職)や、起業初期の全力投球など、勝負どころで期間限定に使う集中投下です。ただし原作どおり、硬はオーラを集めた一点以外が絶=無防備になる諸刃の剣。個別株フルベットや全財産を事業に突っ込むのがこれで、カウンター(暴落・失敗)を食らうと即死します。正しい硬は行動の集中(手法を浮気しない)で、危険な硬は銘柄の集中。硬が許されるのは、防御を捨てても致命傷にならない余剰資金と、凝で勝負どころを見抜ける目を持った者だけ。ゴンも常時硬で戦っているわけではなく、ここぞという時に使っています。
堅:分散による防御
纏と練を同時に維持し、全身をまんべんなくオーラで固める防御の基本。インデックス積立はまさに堅です。オルカンの中身は数千銘柄への分散なので、派手さはないが全身に隙がない。そして原作どおり「長時間維持するのが難しい」。積立を10年20年続けることこそ最難関です。資産が育ってきたら債券や複数の収入の柱でさらに守りを厚くしましょう。初心者はまず硬に憧れる前に、ビスケの教えどおり堅を維持できるようにしましょう。
流:資金配分の判断力
体の各部位へオーラを自在に配分・移動させる技術。資産形成でいえば攻め(株式・事業)と守り(現金・債券)の比率を状況に応じて動かすこと、つまりアセットアロケーションの動的管理です。年齢やライフイベントで比率を変える、年1回リバランスする、暴落時に守→攻へオーラを回して買い増す。貯めるフェーズから使うフェーズに移行する。原作で上級者の強さが硬の派手さではなく流の巧さで決まるように、投資のリターンも銘柄選びより資産配分でほぼ決まります。ただ流は高等技術のため会得が難しいです。人によっては堅を維持し、稼ぐ力を高めたほうが早い場合もあります。
周:道具を手足のように使いこなす
自分の体だけでなく道具を使って自分の能力を底上げする。現代ではスマホやパソコンなども当てはまるが、自分が日常的に使う道具を使いこなし、生産性を上げる。資産形成でいうと家計簿アプリ、証券口座の自動積立、クレカと銀行の連携、事業なら自分が使うツールや設備。これらを手足のように使いこなし、払った分のオーラをちゃんと働かせている状態を周の会得としています。
いきなり発(独立や副業)を身に着けようとするとトンパに騙される
ここまで念能力の基本と応用技を資産形成に当てはめてみました。絶で支出を最適化すればあとは半年や1年ごとに見直せばいいです。あとは纏で貯金し、練でオルカンやS&P500に連動する投資信託を買うのが資産形成の王道です。
いきなり副業で月収100万円!につられたり、個別株や仮想通貨で億り人!みたいなのを狙おうとすると、十中八九怪しい草コインに騙されたり、しょうもない情報商材を掴まされたり、相場が逆に動いて追証になったりします。
特にお金を稼ぐという界隈には初心者狩りのトンパがたくさんいますから、足を引っ張られないように注意しましょう。
原作でもゴンが自分の発を思いつけず悩んでいたとき、クラピカは『具現化系の自分は鎖を一日中なめたり嗅いだり写生したりするイメージ修行をした。それ以外はおそらくゴン達と同じ。とにかく毎日毎日、纏と練だ』と答えています。
資産形成というと、何か特別なことが必要でたくさん稼ぐ力が必要なんじゃないかと考えがちです。実際、ゴンも「何か特別なリスクを」という言葉に惑わされて迷子になりました。ウイングさんの答えは『あの時覚えたこと全部を、同時に』。纏と練と凝と絶で一点に集めた硬のパンチで、ゴンはGI試験を通過しました。
これと同じで、貯金と節約と積立とリテラシー、基礎をちゃんと固めて使いこなせるようになる。これを長い時間をかけて行うのが資産形成です。
初心者の正しいルートはこれ
- 絶(節約・固定費削減)は一度設定して放置:スマホの格安SIMへの変更や無駄な保険の解約など、「絶」は一度設定すれば勝手に効果が持続します。たまに見直す程度でOKです。
- 「纏(貯金)」と「練(インデックス投資)」に集中する:「絶」で浮いたお金と本業の収入をしっかりと自分に留め(纏)、それを毎月コツコツとS&P500やオルカンなどの王道インデックスファンドに流し込み、複利の力で増幅させる(練)。
まずはこの「纏」と「練」のループを徹底して、盤石な土台(最低限の防御力と資産)を作ってください。それだけでも、10年後、20年後には恐ろしいほどのオーラ(資産)になります。そして、このループを暴落時も止めずに続けられるようになった状態が、そのまま堅の会得です。資産が育ってきたら、流(配分の調整)を覚えていきましょう。
次回は「水見式」と6系統別の資産形成の傾向
仕事中にしょうもないことを考えて、資産形成を念能力で説明してみました。
そしてこの記事は私の個人的な見解であり、特定の投資手法を推奨・保証するものではありません。念能力も投資も自己責任ということで私の堅を高めておきます。
次回はみんな大好き「水見式」から、6系統別の資産形成の傾向を私の独断と偏見で当てはめていこうと思います。
それではお楽しみに。

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