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資産形成をハンターハンターで説明する試み|凡人はヒソカやクロロと対戦してはいけない

資産形成をハンターハンターで説明する試み|凡人はヒソカやクロロと対戦してはいけない

この間ハンターハンターの念能力を資産形成で説明するための記事を書くために一巻から読み返してたら気が付いたら全巻読破していました。これが冨樫先生の念能力か…

どうもエヌです。

前回は念能力の基本と応用技を資産形成に当てはめてみたわけですが、今後は水見式と系統別の資産形成について書いていこうかなと思ったんですが、作中のキャラを当てはめていくと全員能力値が高すぎる。こいつら資産形成とかインデックス投資の必要なくね?と。 

なので、この記事では、私たちのような『凡人』を対象にするため、基本戦略は全員インデックス投資をやっている前提とします。現実に置き換えると、インデックス投資をやらなくていいのは各系統のトップクラス(事業や本業だけで勝てる人たち)と特質系だけ 。そいつらは投資すらいらなくて、本業や事業だけでも問題ない。 

今回の記事はなぜ我々のような凡人はインデックス投資なのかをハンターハンターで説明したいと思います。

それではどうぞ。

目次

デイトレは天空闘技場でクロロやヒソカとガチの殺し合いをするのと同じ

デイトレで勝てるのは天空闘技場のフロアマスタークラスですからね。そこに参加してるのは、圧倒的なオーラの総量で殴る機関投資家・資産家である強化系。参加者の行動を読み、見せ板で騙し、心理戦を制する百戦錬磨の投資家である変化系。鋼のメンタルと圧倒的なリスク許容度、切り替えの早さと手数の多さで短期売買をしまくる放出系。売り煽り、買い煽りで下層階の戦士を操作する操作系。高性能の自作ツールで自動売買を行う具現化系。そして才能一つで勝ちを積み重ねる天才トレーダーの特質系。原作で念を知らずに200階に上がった者は、洗礼を受けて重い障害が残るか死ぬと言われていました。株式市場も同じで、仕組みを知らないままレバレッジや信用取引に手を出せば、この6系統がひしめくリングで洗礼を受け、二度と市場に戻れないくらい重い代償(追証、借金、退場)を払う可能性があります

で、重要なのはここからで、こいつら全員リングの上の住人だということです。我々はリングに上がる側じゃないんですよね。

デイトレは個別株でやろうが日経平均でやろうが、一日の差額を他者とやり取りして儲ける種目で、天空闘技場に挑戦する選手、プレイヤー側です。試合に勝ったらたくさん賞金が入るわけです。ただし階層が分かれている天空闘技場と違って、株式市場ではこれらのトップ層と今日エントリーした1階の戦士が同じ場所で戦っています。

情報量、知識、才能、トレーニングにかけられる時間、資金、環境。強さに差がありすぎて、我々が挑んでも目にもとまらぬスピードでやられます。なぜ負けたかすらわからないまま。

しかも現実のデイトレの賞金は選手同士が出し合った金から出ていて、証券会社は手数料を抜いていきます。原作の闘技場は観客の金で賞金が出ますが、デイトレは選手の削り合いです。胴元は選手が何人退場しようが手数料で必ず儲かる構造になっています。

ヒソカとかクロロに勝てるイメージ湧きますか?僕はムリです。

インデックス投資は天空闘技場に出場している推しメンのスポンサー

それに対してインデックス投資は全く別の視点です。インデックス投資では天空闘技場の選手一人ひとりを推しメン(企業)として捉えます。その推しメンのスポンサーになって、推しメンが試合に勝ち続けてランクが上がるとその選手の価値が上がります。さらに賞金を得ると、スポンサーに賞金の一部が入ります(配当)。登録初期のスポンサー料はとても安く、230階のフロアマスタークラスに近づくほど高くなる。他にその選手のスポンサーになりたいという人にスポンサー権を売ることで自分が買ったときの差額が利益になるわけです。原作では200階以上になると賞金は出ないのでフロアマスターの名誉や特権や強い奴と戦いてえみたいなやつばっかりがいるわけですが、Amazonとかバークシャー・ハサウェイなんて何十年も無配当で時価総額だけが上がり続けているので、まさにあいつらです。

一人に全額か、100人に分散か

そして1階から251階までの推しメンのスポンサーになるのは自由なわけですが、推しメンを一人に絞って、その推しメンが30階とかで引退してしまったら、その選手のスポンサー契約の価値はゼロになり返ってきません。この一人に絞るのが個別株で、天空闘技場の選手を詰め合わせで買うのがインデックス投資です。例えば一万円持っていて、その一万円をお気に入り一人に全額突っ込むか、一万円を100人に分散して入れるかというイメージです。1階の価値が低い選手一人に集中して突っ込むと、その選手が230階のフロアマスタークラスになったときに価値が10倍どころか100倍以上になっているかもしれないロマンはあります。ただし1階には選手が何千人もいて、当てた人だけが語り、外した大多数は黙っています。

詰め合わせパックの範囲と自動の推し変

一人に全額か、100人に分散か。この分散の詰め合わせパックがインデックスで、パックの範囲はこう分かれます、230階から上のフロアマスターの人気選手だけを買うのがFANG+。念能力者クラスの200階から上を丸ごと買うのがS&P500みたいな大型株インデックス。まだ念を覚えていない1〜199階の若手を買うのが新興国・小型株。そして1階から最上階の251階まで全部買うのがオルカン(全世界株式)、みたいなイメージです。こうやって広く分散しておけば、天空闘技場でだれが勝とうが、下層の選手からは賞金の分け前を、上層の選手からは価値の上昇を受け取れるわけです。

ちなみにこの詰め合わせ、配分は均等ではありません。230階以上のフロアマスタークラスの配分が多めで、1階の登録したばかりの選手の配分は少なめになっています。その1階の選手がどんどん力をつけて階層が上がっていくにつれて、その選手の比率が自動で多くなっていきます。推し変の判断を自分でやる必要がないわけです。

こうして天空闘技場で試合が行われ賞金が支払われている限り、ずっと賞金の一部をもらい続けられるし選手の価値が上がることでその選手のスポンサー料が上がっていきます。そして新しくスポンサーになりたい人にその時の価格で契約を売り渡すこともできます。選手として天空闘技場に参加すれば、勝った時にたくさんの賞金を稼ぐことができますが、その分リスクも大きい。死ぬ可能性もあるからね。でも選手のスポンサーであれば、命を失うリスクはなく、その選手が稼いだ収益の一部がもらえる。たまにスポンサーもケガをする可能性はありますけどね。

スポンサー席にもケガはある

スポンサーのケガのリスクとしては、選手全員を買っているので、中には引退(倒産)する選手や引退せずにずっと30階などの低層でくすぶり続け価値が上がらない選手もいたり、負けが込む(業績悪化)選手も出ます。その分は価格が下がりますが、比率の組み替えは自動でやってくれます。それでも市場全体が一時的に下がることはあります。ヒソカやクロロの殴り合いが激しい日は、スポンサー席まで振動が届くこともあります。

下がる要因として大きいのは外部要因です。闘技場の外で地震があったり、キメラアントが発生して観客が逃げて興行収入が下がったり、V5が興行税をかけてきて税金を上げられて利益が減ったり。こういう外部要因で市場全体が暴落する可能性もあるわけです。

しかし、ケガをしてもスポンサー契約を投げ売りしなければ、天空闘技場の興行がずっと続く限り、選手は戦い続け、観客は熱狂し金を払い続けることで回復してきた歴史があります。まあ過去がそうだったから未来も必ず回復するとは限らない点は注意ですが。

このように考えていくと、クロロやヒソカとガチで戦って死ぬ可能性もあるけど、賞金やフロアマスターの特権目指して高いリターンを求めるのか、天空闘技場がこれからも稼ぎ続けてくれる方に賭けて選手全員のスポンサーになるかっていうのでどっちが自分にできそうかなって言うと僕はヒソカやクロロに勝てるイメージは1ミリもわかないので大人しくインデックス投資やっときますという結論になりました。

今回は前提の話でした。次回からはようやく6系統別の資産形成について書いていきたいと思います。次回は強化系の資産形成について書いていきたいと思います。

それではお楽しみに。

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